先日は、大きすぎる仕事を受けない話を書きました。
大きすぎる仕事は、業務量も多く一人の税理士では対応ができません。
結果的にお客さまにも迷惑がかかってしまいます。
同様にこれまでやったことのない、未経験業務にも不安があります。
開業時には未経験業務しかなかった
税理士、行政書士にしても、扱える業務の範囲は広く、すべての業務を対応してきたわけではありません。
当然、これまで扱ったことのない業務もあります。
特に、税理士事務所に勤務したことのない私にとって、開業当時は、ほとんどすべてがやったことのない業務です。
開業当時、
- 所得税
- 相続税
- 贈与税
- 消費税
の申告書は作成経験がありませんでした。
経験のない業務には、不安があります。
これらを「受けない」という選択肢もあります。
未経験業務の分類
しかし、すべての未経験業務を受けないとしたら、私の場合、業務範囲が
- 記帳全般
- 法人税関係
に限られてしまいます。
事業として成り立たせるのが難しいという問題もあります。
また、顧問先の所得税申告、相続税申告について「やったことがないので他の税理士を紹介します」としては、お客様も複数の税理士への対応が必要となってしまいます。
未経験業務といっても、
- 未経験ではあるが、業務上扱う機会が多い業務
- 未経験であるし、これからも遭遇する機会が限られる業務
に分かれます。
業務上頻出の業務については、やる方向で進めるしかありません。
書籍、研修資料、過去の事例などで知識や間接体験を得ることが可能です。
仮に内容が複雑で、手に余る業務であれば、受けないということも選択肢です。
一方、複雑な国際税務など、長年税理士をされている方にとっても、それほど接することのない業務もあります。
私にとっても未経験ですし、今後も行う機会は少ないかもしれません。
その日に備え、少しずつ知識と経験を得るようするしかありません。
遭遇した時点で判断することにしています。
未経験業務ではあったが
開業時には未経験業務ばかりではありましたが、開業後2年余りで
- 所得税
- 譲渡所得
- 消費税
- 相続税
- 贈与税
の申告を行ってきました。
もちろん、依頼があってから申告書の書き方を勉強したわけではありません。
どの業務も「開業したら依頼がある」と考え、基本書を読み、実務セミナーを受け、事例集や失敗事例(税賠事例)を読んでのことです。
不思議なことに、はじめての依頼は、比較的シンプルな内容が多かったように思います。
落ち着いて対応ができたように感じています。
もっとも、開業したての税理士に複雑な申告依頼が来ることは少ないでしょうけど。
本日のまとめ
未経験業務とあっても、多くの税理士が行っている一般的な案件については、準備を進めることでこれまで対応できたように思います。
稀にしかない案件については、基礎知識は仕入れつつその時点で判断することになりそうです。
今年度も税理士に求められる36時間研修は、8月時点ですでに履修済みです。
今後ともさまざまな業務にも対応できるよう、勉強は欠かせないと思っています。
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