先日、ある税務署で過去に提出した個人の方の所得税、消費税の閲覧をしてきました。
申告をするためには、過去の申告書を確認しなくてはならないケースもあります。
申し込みから閲覧まで数日程度かかるものと思っていましたが、即日、閲覧と写真撮影が可能でした。
申告書の閲覧とは
申告書の閲覧については、国税庁の事務運営指針がHPに掲載されています。
https://www.nta.go.jp/law/jimu-unei/sonota/050301/01.htm
法令等で定められた制度ではありませんが、適正な申告をするための行政サービスとして位置付けられています。
今年の申告をするために、過去の申告書を確認したいことがあります。
申告書の控えが手元にあればいいのですが、見当たらない場合、
- 税理士に依頼していた場合、その税理士から控をもらう
- e-taxで提出した場合には、受信通知で確認する
- 「申告書等情報取得サービス」を利用する
https://www.e-tax.nta.go.jp/shutoku-service/index.htm
などの方法があります。
これらで対応ができなければ、「申告書等閲覧サービス」が現実的対応と思います。
このほか、「保有個人情報開示請求」を行う方法もありますが、日数もかかると聞いています。
https://www.nta.go.jp/anout/disclosure/tetsuzuki-kojinjoho/03.htm
閲覧サービスまでの流れ
申告書等閲覧サービスの内容は、国税庁のHPに詳しく書いてあります。
税理士が代理人として閲覧するには、「税務代理権限証書」の「委任状」の箇所に内容を記入することになります。

HPだけでよくわからなかったのは、事前予約が必要かどうか。
税務署の担当者は、膨大な申告書の中から書類を探し閲覧させるわけですから、申し込みから閲覧まで数日程度かかるものと思っていました。
電話で確認すると「予約不要でいつでも大丈夫です。ただ、ほかに閲覧の方がいたり、ブースが塞がっている場合にはお待ちいただきます。」とのこと。
全国で同じ扱いなのかわかりませんが、即日対応可能のようです。
早速書類を準備して出かけました。
なお、税務代理権限証書はe-Tax送信ではなく、紙に印刷して持参です。
受付から閲覧まで
税務署での受付で、税務代理権限証書と本人確認書類を出し、「申告書等閲覧申請書」に閲覧目的、閲覧したい書類、写真撮影の有無などを記入すればそれで閲覧となります。
書類の準備のために30分程度待つことになります。
その後、担当職員の方が書類を持参し、衝立のあるブースで閲覧・写真撮影を行います。
今回はそれほど枚数がなかったので、10分程度で終了。
最後に立ち合いの職員の方が撮影画像を確認して終了です。
午前中に閲覧申請方法を調べ、その日のうちに閲覧を済ますことができました。
本日のまとめ
今回は税理士の手続きを書きましたが、納税者の方も必要書類が違うだけで流れは同様です。
「手続が面倒なのでは?」と思っていたものの、思いのほか簡単に済みました。
安易に利用するのは控えたいところですが、探しても書類が見つからない場合の一つの方法にはなると思います。

