今年もEvernoteの更新時期がやってきました。
つい先日Personal版の年間利用料9,300円が引き落とされたところです。
一時、EvernoteのデータをNotionにすべて移行したことがあります。
しかし、またEvernoteに戻ってきました。
使い方によってはNotionで代替できるかもしれません。
しかし、私の場合、Evernoteの便利さの方が勝っていたようです。
Notionに移行してみて
Evernoteは使い始めたのは、2012年。
かれこれ13年になります。
当時、メモソフトの登場は画期的。
Evernoteに書き込めば、編集ができるうえ、検索も容易。
ワードを立ち上げるより起動が簡単。
紙のメモ帳よりも検索性が高い。
メモソフトとして申し分がありません。
私のメインの使い方は、新聞記事のスクラップ。
webクリッパーを使えば、記事を読みながら簡単に登録できてしまいます。
ただ、ソフトの重さには不満を感じていました。
スマホ版だと、クルクルマークがしばらく続きやっと開く感じです。
PC版も開くのに時間がかかります。
そういう漠然とした不満を感じていたところに、2023年冬にプランが変更。
フリープランの利用制限が強化されました。
それまでEvernoteではFreeプラン(旧Freeプラン)を使用していました。
私の使い方ならこれで十分。
しかし、新Freeプランではかなり制限が厳しくなっています。
旧Freeプラン | 新Freeプラン | |
---|---|---|
最大ノートブック数 | 250 | 1 |
最大ノート数 | 100,000 | 50 |
新Freeプランは、初めてEvernoteを使う人のお試し版という位置付けのようです。
今まで同様の使い方をするには、課金してPersonal版に移行するしかありません。
年間9,300円という金額は、払えないわけではありません。
ただ、同等の無料ツールがあるならばそちらを使えばいい話です。
これまで使っていたNotionに一時は全面移行しました。
検索性能の違い
確かにNotionは軽くてサクサク。
これまでもNotionは使っていたので、そこは想定範囲内。
Evernoteを全部移したらかなり重くなることを心配していましたが、そのようなこともありません。
しかし使ってみて、不便に思うのが検索機能。
検索が弱いのでは
保存した記事、メモは検索ができないと意味がありません。
デジタルのメリットは検索にあると思っています。
小さなフレーズで検索し、膨大なデータの中からピックアップしてくれるというのは、とても人間ができることではありません。
検索ができなければ紙でスクラップしているのと変わりません。
この検索機能についていえば、私の使い方の場合では、Evernoteの方が優れていると感じます。
- PDF本文の検索
- イメージファイル内の文字検索
をかなり強力に行うことができます。
Notionで検索してもヒットしない記事が、Evernoteで検索をかけるときちんとヒットすることがしばしば。
私の検索方法が悪いのかも知れませんが、ここは大きな違いを感じます。
今日のまとめ
Evernoteはメモ・タスク管理から進化したソフト。
Notionはデータベースが基本。
両者の発想の違いなのだと思います。
現在はEvernoteの有料版と、Notionの無料版を併用。
それぞれ補完しあうのが正解なようです。