現在、ホームページには電話番号を載せていません。
ひとり事務所であり電話対応が難しいことがあります。
また、営業電話というのも困りもの。業務が中断されてしまいます。
少し心が動きましたが、当面、電話番号不掲載でいく予定です。
電話番号を載せていない理由
ひとり事務所だから
電話番号を載せていないのは、ひとり事務所というのが一番の理由です。
身体は一つしかありませんから、何かの仕事をしているときには電話にでることができません。
仕事中でなければ、電話を受けることは何の問題もありません。
電話はコミュニケーションツール。
そのために電話を入れています。
一方で、
- お客さまとZoomでミーティング中
- 細かい業務を行っている途中
は対応が難しいのが実情です。
営業電話が多いから
行政書士、税理士を登録した直後には一日数件の営業電話がかかってきました。
1日数件、一週間にすると20~30件。平日はもちろん、土日も関係なく電話があります。
登録からしばらく経ち件数も落ち着いてきましたが、それでも営業電話はかかってきます。
内容的に多いのは、
- ホームページ制作、SEO対策
- 集客サービス
- 出版、取材の勧誘(有料)
- 事務機器のセールス
でしょうか。
いずれも社会に必要なサービスですし、営業という立場も分かります。
ただ、電話で一方的に話しまくる方の場合、なかなか電話を切らせてもらえません。
ホームページに電話番号を載せていない時点で、この状態です。
他の士業の方に聞いても、営業電話で悩んでいる方は多くいます。
電話番号を載せるべき理由
サイトを見てすぐに問い合わせてもらえるから
電話番号を載せた方が良いと思うのは、その利便性です。
問い合わせフォームを用意してはいますが、入力するよりも話をするほうが簡単です。
昔授業で習った、マーケティングのアイドマ理論を思い出します。
アイドマとは、
A アテンション(注目)
I インタレスト(興味)
D デザイアー(欲しい)
M メモリー(記憶)
A アクション(購入)
につながる一連の行動をいいます。
アテンションから最後のアクションに至るまで行動は右肩下がりとなり、これを下げないことがマーケティングの基本だというものでした。
そう考えると、サイトをみた瞬間にアクションがとれる電話というツールが最も効果的ということになります。
スマホの時代、電話は誰でも身近に持っています。
サイトを見て文字入力をすることなく、すぐに問い合わせができるというのは電話の強みです。
先輩の体験談
先日2人の士業の方とお話をする機会がありました。
どちらもひとり事務所です。
お客さまからの問い合わせ経由を伺うと、1人の方は電話でのご依頼がほとんど。
もう1人の方も電話でのご依頼の方が圧倒的に多いとのこと。
お二人ともしっかりした事務所運営をされています。
そのお2人が「電話」とおっしゃるので、これを見習うべきともいえます。
本日のまとめ
利便性、また体験談を聞くと、電話掲載の方が良いように思います。
ただ、しばらくは電話番号を掲載せずに続ける予定です。
実際にホームページのお問い合わせフォームからご依頼をいただいてもいます。
現状、お客さまから電話をいただいても、出られないことの方が多いかと思います。
留守電に吹き込むというのが苦手な方もいますし。
また、迷惑電話が増えてしまうというのも困りものです。
一方で電話代行サービスもあるように聞いています。
お客さまからの反応、ご意見を聞きながら今後決めていきたいと思っています。