先日、用務もかねて長野県諏訪→伊那→飯田と1泊2日で回ってきました。
宿泊場所は伊那市。
移動は、基本、電車です。
途中、飯田線を下車して元善光寺へ参拝してきました。
場所的に自動車利用の方が多いと思いますが、電車とバスでも訪問可能です。
思い付きでの寄り道でしたが、予想外に楽しめました。
元善光寺への道のり
元善光寺について、多く語れることはありません。
長野へでかける前日に、JR飯田線の路線図を見ているときに見つけたばかりです。
昨年は、長野市の善光寺を訪問しています。
調べてみると、善光寺と元善光寺は、ともに本多善光が創建に関わっているとのこと。
さらに、元善光寺のサイトをみると、片方だけでは片詣りとあります。
寄らずにいられません。

ただ、JR飯田線は運転本数がそれほど多くありません。
日中は1時間に1本程度。
諏訪方面から飯田市へ向かう場合、午前9時24分の次は11時1分。
かなり間隔が空いてしまいます。
元善光寺を通るのは電車だけではありません。
飯田方面へは信南交通の阿島線(左回り)のバスもあります。
これだと、元善光寺入口バス停発が10時25分。
参詣後にちょうどいいタイミングです。
元善光寺参拝

元善光寺までは、駅を降りた先にある県道を左に歩いて約10分。
迷いようがない道です。

元善光寺の開山は約1400年前の推古天皇10年とのこと。
歴史のあるお寺です。

石段を上ると、本堂、宝物殿、平和殿があります。

本堂でお参りをした後は、戒壇巡りがあります。
長野善光寺にもありました。無料とはありがたい。
入口にある砂時計の砂が落ち切れば入場可となります。
中に入ると日常体験することない真の闇に包まれます。
無事、開運の錠前に触れ、ご本尊とご縁を結ぶことができました。

宝物殿では、光を発したという座光の臼、仏像、仏画が多数収蔵されています。
久しぶりに九相図も見ました。
世の無常に気付かされます。
平和殿では、お砂踏み。
これでご利益をいただけたはずです。
本日のまとめ
元善光寺から飯田に向かうバスの途中、大規模な土木工事が進行中でした。
後で調べたら、リニアの長野県駅の予定地とのこと。
飯田市は街中にりんご並木があります。

帰りは、飯田から新宿まで高速バスで約4時間。
リニアが開通すれば、もっと近くなることと思います。