税金「無料相談会」で問題は解決するのか

草加市の税理士、行政書士の横山です。

これまで何度か草加市、税理士会が主催する税金の「無料相談会」の担当を行っています。
また、今後の予定もあります。

税務相談に応じることが認められているのは、税理士だけです(税務署でも相談に応じています)。
法律により独占業務とされているため、このような機会があれば、可能な範囲で相談にも応じることにしています。

一方、相談に来られる方にとって、「貴重な時間を使って相談に行っても解決できるのか」という疑問もあると思います。

草加市の方を対象とした税務無料相談会

現在、草加市の方を対象とした税務の無料相談会には、次のようなものがあります。

どちらも相談時間は30分となっています。

また、税務署でも税務相談に応じています。

30分を有効に使うには

まず、申込時に受付担当者へ相談内容をお話されると思います。
そのときに、おおよその内容を伝えていただけると、税理士もある程度の準備が可能です。
税金の専門家といっても、すべての税金について即座に回答できるわけではありません。
どのような相談内容なのかがわかるだけでも全然違います。

当日は、相談時間も限られていますので、あらかじめ内容を整理してあると話もスムーズです。
「あれはどうだったかな」などと考えているうちに、時間が経過してしまします。
また、不確かな内容ですと、回答も曖昧になりがちです。

また、税金の扱い以前に、事実関係や時系列、また、相談の背景がわからないと回答困難なこともあります。
例えば、「自宅を売却したらどのような税金がかかるのか」といった場合でも、どのような経緯で取得したのか、何年居住しているのか、売却後はどこに住む予定なのかなどによって回答は違ってくることがあります。
この点が整理されていると、双方に考え違いが生じないように思います。

それでも30分では

とはいえ、30分という時間だけで、すべてが解決できるとは限りません。
また、Aという場合なら、Bという場合ならといった、複数の選択肢がでることもあります。
「これは経費になりますか」といった相談ばかりではありません。

それでは解決したことにならないと感じるかもしれません。

しかし、税金の問題は、税金だけでなく、その方のお仕事、ご家族、将来設計に大きくかかわってくることもあります。
30分ですべてを解決させる方がリスクなこともあります。

それでも、第三者に話すことで、問題が整理されたりしてモヤモヤ感が減らせるメリットはあるように思います。

本日のまとめ

私が相談者として期待に応えられているかはわかりません。
ただ、相談後に安心された表情で帰られる方も多くいらっしゃいます。

迷われている方は、一度相談してみるのも一つの方法と思っています。