確定申告時期の税務支援業務

暦も立春を迎え、確定申告時期が近づいてきました。
税理士は、顧問先の確定申告業務に加え、「税務支援」業務も行っています。

確定申告時期

確定申告時期は、毎年2月16日から3月15日まで。
基本的には上記日程となっています。
(今年2025年は土日の関係で2月17日から3月17日までです)

この時期、税理士、税務署ともに繁忙期を迎えます。

昨年までは税理士でも、税務職員でもなく、確定申告とは無縁の生活を送っていました。

今年は税理士となり、当事者ではありますが、確定申告のお客さまはそれほど多くはありません。
確定申告で忙殺されるようなことにはなっておらず、自分の業務としては通常運転です。

税務支援

しかし、税理士は自分のお客さまだけを考えていればいいわけでもありません。
この時期、税理士会を通じた「税務支援」の業務が行われます。

税務申告書の作成、税務相談への対応は、職業としては税理士以外に認められていません。
税理士が顧客以外の税務相談に応じないと、顧問税理士がいない方が確定申告をするのが難しくなってきます。

  • 不動産を売却した
  • 医療費が多額となった
  • 災害にあった

といった場合の相談窓口として税理士も「税務支援」ということでこの期間従事します。

税務支援の内容

税務支援としては、いくつか種類があります。
その一つが「確定申告電話相談センター」での対応。

出典:国税庁HP

納税者の方からの電話でのご質問にお答えすることになります。

また、これ以外にも確定申告会場での対応も行っています。

本日のまとめ

先日は1日、税務支援業務を行ってきたところです。

これからもこの確定申告期間に、あと数回従事する予定となっています。
確定申告も期限間近になると、申告会場、コールセンターも混雑してくるようです。

確定申告が必要な方は、余裕をもって早めに準備されることをお勧めします。