開業2年目。ひとり税理士の運営費

2月1日に自分の確定申告を終わらせました。
毎月、月次決算をしているところですが、改めて年間収支を確認することができました。

今年は開業2年目で初年度に比べると、少し数字が落ち着いてきた感じです。
決算の数字をみると、意外と固定費が多いことに気付きます。

もちろんそれぞれの環境によって違うのは当然です。私の体験値です。

意外とかかる固定費

事務所運営にどのくらいコストがかかるのか。
まったく考えずに開業しています。

会計ソフトや税務ソフトが必要なことと、税理士会には年会費が必要だという漠然とした認識でした。
「士業は仕入がないので、それほどかからない」と聞いてもいました。

「それほどかからない」という認識には個人差があります。

最低限必要なコスト

まずは、税理士をするのに最低必要なランニングコストです。
初年度は、税理士会の入会金や、年の途中から加入したサブスクなどがあり、特殊要因もありました。
2年目は数字が落ち着いてきた感じです。

  • 税理士会の会費
    税理士は、必ず税理士会に入会する必要があります。
    会費を払わないという選択肢はありません。
    税理士会の会費は、ブロックごとにある税理士会の会費と地域ごとの県連・支部会費があります。
    会費には地域差がありますが、一般的に年間15~20万円程度といわれています。
    私もこの範囲に収まっています。

  • 会計ソフト
    会計ソフトは、税理士には必須です。
    当初マネーフォワードだけを利用していましたが、今年、弥生会計も導入しました。
    購入費用は5万円程度です。
    買い切り型なので、以後は年間サポート料約4万円の支払いとなります。

  • 税務ソフト
    会計事務所に勤務した経験がないため、税務ソフトといっても何があるのかまったくわからない状態でした。
    現在は、「達人」を使っています。
    比較の対象がないのでベストかどうか不明ですが、特段不満はありません。
    法人税、所得税などはスタンダード版を利用しています。
    データ管理、電子申告など申告回り一とおりをそろえると年間40万円程度となります。
    こちらは年間契約なので、毎年同額がかかってきます。

  • 税理士賠償保険
    税理士賠償保険は、お客さまと税理士を守るためにも必須と思っています。
    初年度から加入しています。
    補償内容にもよりますが、税理士賠償保険の保険料は年間5万円程度のようです。

  • 書籍代
    税金は毎年のように改正があり、これをフォローするために書籍の購入は欠かせません。
    私の年間書籍購入費用は30万円程度です。
    もちろん小説などを除いた会計・税務関連書籍代です。
    また、これ以外にも、税務判例・裁決事例を調べるためのTAINSは年間契約をしていますし、必要に応じ丸善リサーチなども利用しています。

  • 合計
    ここまで計算すると、おおよそ90~100万円程度となります

これ以外にも

以上が税務に直接関係する業務です。
これ以外にも

  • 通信費
  • パソコン機器
  • 事務用品
  • 交通費
  • 生成AI、マイクロソフト365などのサブスク

など必要となります。
事務所を借りる場合には、家賃の支払いが大きくなります。

私の場合、パソコン・サブスク関係が多めだと思います。

本日のまとめ

税理士業は、思ったより固定費が高いようです。

固定費がかかれば、ある程度顧客規模がないと資金の回収が難しくなります。
会計ソフト、税務ソフトは顧客が1件でも、100件でも料金は同じです。
規模拡大を目指す税理士が多いのは、この点にあるのかもしれません。