一度に複数サイトを開く ~ PADからAutoHotKey(AHK)への移行

毎日、朝一番に開くサイトは決まっています。

  • gmail
  • グーグルカレンダー
  • Todoist

をはじめ、いくつかのサイトを確認しています。

この自動化にPower Automate Desktop(PAD)を使っていましたが、これをAutoHotKey(AHK)に移行しました。

一度に複数のサイトを開くには

朝一番や終業時など、特定の時間に複数のサイトを開くことがあります。
朝なら、その日の予定やニュース、天気予報などがあるかもしれません。
複数サイトを開くには、いくつかの方法があります。

ブックマークバーのフォルダから開く

この方法が一番ポピュラーかもしれません。
ブックマークのフォルダーを右クリックすると、メニューが表示されます。
これは手軽です。

GoogleChromeの起動時設定

GoogleChromeの設定画面で起動時のサイトを設定することも可能です。
朝一番に開くサイトを登録しておけば、起動したときに開くことができます。

ただ、この方法だと、ブラウザを立ち上げるたびに登録したサイトが開いてしまいます。
融通がきかず、かえって煩わしいかもしれません。

PADで設定

PADは、RPAの一種として、人が行う動作を自動化してくれます。
「サイトを開く」というのも、まさに、人の動作です。
これまでは、RPAに触れる機会を増やすためにも、PADでルーティンな複数サイトを開いていました。

ただ、ロボットという重いソフトを動かすため、起動に少し時間がかかります。
また、最近では、動作が不安定なときも出てくるようになりました(私の設定が悪いのかもしれません)。

AHKを使ってみた

AHKでもシンプルなスクリプトで複数サイトを開くことができます。

例えば、F8キーを押したときに、Google、ヤフー、マイクロソフトのサイトを開くには、AHKでは次のように書きます。

間にSleepを入れた方が、動作は安定するようです。

ファンクションキーのほか、他のキーに割り当てることもできます。
今回は、利用頻度の低いF8キーにしています。

F8::
{
    Run "https://www.google.com"
    Sleep 200
    
    Run "https://www.yahoo.co.jp"
    Sleep 200
    
    Run "https://news.microsoft.com"
}

本日のまとめ

AHKはシンプルな構文で、動作が軽く使いやすいと感じています。
現在、VBAの一部をAHKに移す作業も行っています。

今後さらに活用が図れればと思っています。