私が行政書士試験を受験したのは、2年前のこと。
久しぶりに受ける試験だったので、とても緊張したことを覚えています。
行政書士試験のメインは択一問題。
私の解き方は、
- まずは、ざっとすべての問題について解答を記入。
- 2度目に再確認。
- 念のためにもう一度確認。
というステップでした。
5択の中から、2つ程度までは絞れるのですが、最後の決め手がない。
修正をした方がいいのかどうか、判断に迷います。
択一は難しい
試験の解答方法にルールはありません。
私のようにざっと書いて見直す人もいれば、丁寧に1問1問解く人もいます。
どちらの方法にしても、見直しはするかと思います。
読み間違い、勘違いは後になってわかることがあります。
ただ、迷いに迷った問題は、修正するのに少し勇気が必要です。
直感が正しいこともあれば、熟慮した結果が正しいこともあります。
直した方がいいのか、悪いのか。
ここは大いに迷うところです。
試験は1点、2点の差で合否が分かれてしまいます。
どちらも正しくも見え、どちらも間違っている気がします。
考えに考え抜きますが、それでも決められません。
修正した方がいいという話
この点について、修正した方がいいという話がでています。
「THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す」アダム・グラント(著) 楠木 建(監修, 翻訳)
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イリノイ州の学生1,500人を対象とした研究で、テストの解答を消して書き変えた痕を調べたところ、
- 誤 → 正 の修正 50パーセント
- 正 → 誤 の修正 25パーセント
だったというエピソードが紹介されています。
2つ足して100パーセントにならないのは、誤 → 誤 の解答があったからでしょうか。
理由は良く分かりません。
ただ、書き直した方が、結果的に正しいという結果です。
ただ、本の続きに、そもそも修正しようとするのは、ある程度直すべきだと思っているから直すのだという見解も書かれています。
確かに、そのとおりです。
私の場合も直して正解
私の場合は、見直しで何箇所か修正をしています。
直した結果が不正解になった箇所もありました。
しかし、それよりも修正して正解になった方が多数。
確かに修正したおかげで正解率は高くなりました。
直感よりも熟慮が正しかったようです。
冒頭の画像もそのときのものです。
まさに見直しのおかげです。
ただ、先ほどの本にあったとおり、見直しをするのは「間違っているのでは?」という発想がなければできません。
間違っていないと確信した場合、それ以上検討することはありません。
意外と思い込みというのも多いもの。
特に簡単と思われる問題には注意が必要です。
本日のまとめ
試験の解答は見直すことで正解率を高めることはできます。
ところで、ブログを始めて約1カ月。
今見返すと、冴えない内容ばかりです。
修正しようと思えば修正できます。
もちろん明確な間違いなどを直すのは当然、
でも、それ以外は修正したり、消したりする予定はありません。
修正したらキリがありません。
あまり昔について、直すというのは普段もしていません。
過去のことを考えても仕方ありませんし。