先日パソコンを買い替えました。
Office365も再インストールです。
今までの設定を引き継いでいないため、エクセルを起動して作業を始める前にフォント、行の高さ、列の幅等の設定をしなくてはなりません。
初期画面だとフォントが使いづらい、行の高さや列の幅が狭いということがあります。
自分にあったスタイルで業務を行いたいものです。
エクセルを開いたときに使いやすいフォント、行の高さ、列幅を呼び出すための設定です。
エクセルの初期値
現時点私の環境でエクセルを初期値で起動すると、
- フォント 游ゴシック
- 行の高さ 18
- 列の幅 8.38
になっています。
フォントは游ゴシックでも悪くないのですが、慣れたMS明朝の方が見やすく感じます。
列の幅も8.38では狭いように思います。
使いやすくするためには、毎回フォント、列の幅等を直さなくてはなりません。
フォントの変更
フォントを変更するだけであれば、それほど面倒ではありません。
上部のメニューから「ファイル」-「オプション」ー「全般」と進み既定のフォントを設定します。
ここからMS明朝を選択します。
もちろん好みでMS ゴシック、メイリオなどを選ぶこともできます。
設定をすると、再起動が促されます。
OKを押してエクセルを再起動するとフォントが変わっています。
行の高さ、列の幅も変えたい
フォントは変わりましたが、行の高さ、列の幅も変更したいところです。
特にフォントをMS明朝にすると行の高さは13.5とかなり狭い感じがします。
そしてセルの幅は8.38となっています。
エクセルを起動したときに開くエクセルをあらかじめ任意のフォルダーに保存しておくと、常にそのブックを呼び出すことができます。
今回は、Cドライブに「excel_start」というフォルダを作りました。
フォルダを選択した状態から右クリックまたは上の三点リーダーから「パスのコピー」をクリックします。
次にエクセルに戻り、「ファイル」-「オプション」-「詳細設定」と進み、「起動時にすべてのファイルを開くフォルダー」を選択します。
ここに先ほどコピーしたパスを貼り付けます。
パスを貼り付けると、両端に”C:\excel_start”のようにクォーテーションマークが付きますが、クォーテーションマークは削除します。
エクセルを開き、好みの高さと幅を設定します。
私の場合、
- 行の高さ 18
- 列の幅 12
としました。
好みのエクセルができたら、これを先ほどつくったフォルダーに保存します。
ブック名は「Book1」でもなんでも構いません。
これで、次回起動したときには、このエクセルが呼び出されることになります。
エクセルは日常よく使うので、タスクバーに置いています。
本日のまとめ
エクセルを開いたときに、毎回フォントや行の高さを変更するのは、手間です。
自分が使いやすいエクセルを設定しておけば、これを呼び出すことで解決。
これで地味な作業を1つ減らすことができました。