これまで税理士業務では、会計ソフトをマネーフォワード一択としていました。
それがこのたび、別のソフトも導入。
ソリマチの「会計王」です。
マネーフォワードのメリット
これまで会計ソフトには、マネーフォワードを使っていました。
マネーフォワードは、
- 銀行口座、クレジット取引の取り込みだけでなく、Amazon、楽天などの通販サイトなど幅広い連携に対応
- 場所を選ばないクラウド会計
- 税務ソフトの達人との連携
- 経費、請求書など会計以外のクラウドサービスもパッケージで対応
といった特徴があり、便利に使っています。
おそらく、マネーフォワードは、今後も業務で使い続けることになるはずです。
会計王導入の背景
このようにマネーフォワードは大変優秀な会計ソフトです。
自分で使うには、手放せません。
しかし、お客さまの会計業務を行うにあたっては、使いづらい点も見えてきました。
例えば、
- インターネットバンキングを利用していない
- 通販サイトも使っていない
といったお客さまの場合、マネーフォワードのメリットが活かされません。
また、弥生会計、会計王といったインストール型の会計ソフトの多くは、1つのソフトで複数会社の経理を行うことができます。
税理士業務では複数のお客さまの経理処理を行います。
お客さまが増えても、追加料金が発生しないというのは、メリットです。
「会計王」と「弥生会計」
さて、今回「会計王」にしたのは、知り合いの税理士の方からの口コミ。
以前、お目にかかったときに
- 「会計王」使いやすいですよ
- 自社経理をしているお客さまも、「会計王」の操作方法がわからないといった話は聞きません
という話があったので、決めた次第です。
「会計王」と比べられるソフトに「弥生会計」があります。
こちらは以前短期間使ったことがあって、使い勝手は知ってはいます。
弥生会計でも問題はなかったと思いますが、今回は、他の税理士から勧められた「誰でも簡単に使える」という会計王にしてみました。
本日のまとめ
「会計王」を使い始めてまだ3日目。
少しずつ慣れていくことにします。
早速お客さまのデータを入力してみましたが、サクサク入っていく感じです。
クラウド会計独特の「もっさり」した感じがないのがいい感じです。
また、細かい点ですが、数字が自動で半角入力できるのが気に入っています。
マネーフォワードの場合、全角を使った後に金額を入力するときには「半角/全角」キーで切り替えるか、全角で入力して「Enter」キーでの確定が必要になります。
もちろん、エクセルで仕訳データを作成し、インポートすることもできます。
ただ、数件入力するだけの場合、面倒です。
会計王の半角数字入力は、些細な点ですが、便利の思います。
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当面は、
- インターネット取引中心の自社経理のお客さま … マネーフォワード
- 取引件数が少ない記帳代行を希望のお客さま … 会計王
といった使い分けになりそうです。