先週4月18日に、埼玉県川口市で「終活セミナー」を同期の行政書士の方と開催しました。
これまでに、セミナー講師として招かれたことはあります。
しかし、セミナーの開催ははじめてのこと。
まずは、第1回目です。
終活セミナーとは
はじめての「終活セミナー」。
今回は、同期の行政書士であり普段から親交のある、
- さいたま市大宮区の「行政書士 野口広事務所」野口行政書士

- 川口市の「行政書士事務所 コネクト」の渡辺行政書士
とともに行いました。
構成内容
今回の終活セミナーでは、それぞれ3人の得意分野をテーマとしています。
野口行政書士
野口行政書士のテーマは、成年後見の一つである任意後見制度について。
「任意後見契約のススメ」です。
判断能力が低下したときに備える任意後見制度は、近年検討される方が増えています。
法定後見と比べ、
- 判断能力があるうちに、後見人を自分で選任することができる
- 柔軟な制度設計が可能
というメリットがあります。
また、見守り契約、財産管理契約、死後事務委任契約を加えることで、さらに安心感を増すこともできます。
もちろん、任意後見が万能なわけでもありません。
そのような点も含めて、具体的な説明がされたところです。
渡辺行政書士
渡辺行政書士は、「お墓」を専門とする異色の行政書士です。
墓石産業に25年以上従事し、3万件以上の建墓を行ってきています。
タイトルは「石屋さんは教えてくれない お墓の秘密」。
このところ、お墓の形態も多様化しています。
寺院墓地、民間墓地、公営墓地の違いの話から始まり、
- これからお墓を建てる方
- これから墓じまいを考える方
どちらにとっても、聞いて役に立つお墓の話。
終了後、参加者の方からの質問も多く、関心の高さがうかがえました。
私のパート
私は、税理士として、
- 相続税と相続税対策
- 相続手続きを円滑にするという視点でみた「遺言書」の意味
などをテーマに話をさせていただきました。
相続税については基本的な内容となりましたが、少しでもお役に立ったのであれば嬉しいです。
本日のまとめ
まだ寒い時期に持ち上がった「終活セミナー」。
私はお二人の行政書士にくっついてきた感じです。
本当にお世話になりました。
当初、セミナー参加者ゼロが危惧されましたが、開催直前には十数名の方が出席されるほどの盛況。
私にとって、このようなセミナーは初めての経験でした。
反省点も踏まえ、次回以降につなげていければと思います。