60歳は希望が持てるらしい

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定年退職世代の周囲をみると、元気な方が多いという印象を受けます。
私はすごく元気とまではいいませんが、普通に生活する分には問題がありません。

少し前までは、高齢者と希望というのは結びつかないように思っていました。
しかし、資料をみるとそうでもないようです。

体力

2023年11月の日本経済新聞デジタル版には
「若返る高齢者、男性5歳・女性10歳以上? 体力向上が鮮明」
とあります。

  • 80歳以上のサッカーリーグが発足
  • 「新体力テスト」の年代別スコアでは高齢者は上昇傾向
  • 不調を訴える高齢者の割合低下
  • 高齢者の歩行スピードが速くなっている

など、元気な高齢者像が浮かんできます。
確かに元気なお年寄りは多いと感じます。

幸福度

60代は徐々に幸福感が増していく時期です。

幸福度曲線をみると人生の幸福度は40~50代を底としたU字カーブを描きます。 生活面でも落ち着きがでてくる頃ですし、経験も積んできています。

60代は、U字が上昇中。 幸福度がこれからどんどん上昇する地点です。

年々幸福感が増大するというのは、気持ちのいいもの。
気持ちの面でも60代が沈むことはなさそうです。

頭脳

「人生後半の戦略書」という本の中で、流動性知能と結晶的知能があるという話を紹介しています。

流動性知能とは、推論力、柔軟な思考力、目新しい問題の解決力をいうそうです。
革新的なアイデアや製品を生み出す能力といってもいいかもしれません。
この知能は30代~40代に急速に低下していくとあります。

もう一つの知能は結晶性知能。
過去に学んだ知識の蓄えを活用する能力です。
この結晶性知能は知識が多いほど効果があるので40代以降向上し続けるとのこと。

これは一つの説ではありますが、高齢でも活躍されている方はたくさんいます。

高齢者は若い頃のような画期的な発案や素早い問題解決はできないかもしれません。
しかし、今までの考えを応用する能力は向上していくということです。

私は頭の方はよく分かりませんが、そういうことがあればいいなと思っています。

本日のまとめ

私の周囲をみても、60歳は普通に元気。
ずっとこのままの保証はありません。
ただ、自分が考えていたよりも、60歳はまだまだ元気だといえそうです。