AI筆跡鑑定を受けてみた


先ほど、Googleフォトを何気なく見ていたら、「岡 東」という謎のメモを発見。
一瞬、何のメモかと思いました。
ほどなく、思い出したのは、昨年ネットで行った「AI筆跡鑑定」のときのメモ。

文具売り場にポップがあり「岡」と「東」と書くだけで、性格を鑑定してくれるというもの。
日本筆跡診断士協会とパイロットとのコラボ企画でした。
すでにこの企画は終了していますが、そのときの話です。

文(字)は人なり

古くから「文は人なり」と言われます。
文章に筆者の人となりが投影されるという意味です。
それであれば、文章の構成要素である文字もそうかもしれません。

私は、もともと文字を書くのが苦手。
自分の書いた文字を見るだけでストレス。
自分で手書きしたファイリングの背表紙も見たくなく、そのためにテプラも購入。
今ではデータをパソコンに保管でき、ファイリング自体がなくなったことは朗報です。

大学受験のときは、英単語などを暗記するために書きなぐり。
税理士試験の筆記試験では、理論を短時間に書こうとさらに雑な文字に。
字が汚くても問題はなかろうと思って過ごしてきました。

ところが、あるとき萩本欽一さんが日本経済新聞の「私の履歴書」に

おふくろは成績をあんまり褒めてくれない。テストでクラスで一番をとって喜び勇んで報告すると、「勉強は大事だけど、勉強ばかりして一番になってもだめなの。友達と遊びなさい」と言われた。
厳しかったのは字の練習。ちょっとでも雑に書くと手をぴしっとたたかれた。「字は人様に読んでいただくんだから、丁寧に書きなさい」と怖い顔で叱られた。
そういう両親のもとで幸せな子ども時代を過ごした。

と書かれていたのを読み、今さらながらなるほどと気付かされました。

確かに、文字は相手が読むもの。
字が汚くていいというのは自分本位。
それ以来、文字はできるだけ丁寧に書くようにしています。

診断方法

ところでAI筆跡鑑定です。

文具店の店頭で「岡」「東」と書いてQRコードからサイトにアクセスすることもできたようです。
ただ、ちょっとその場でやるのも恥ずかしく、自宅のパソコンで行いました。

まずサイトにアクセス

ペンの色を選択

書いた文字をアップして完了です。

診断結果

診断結果はこちら。

文字の上手さについては触れていません。
これはAIの気遣いかもしれません。

鑑定結果は、粘り強さ、真面目で責任感が強く、堅実な人。
あまり心当たりはありませんが、AIはきちんとした人だと思ってくれたようです。
あたっているかは別にして。