税理士登録ができて早1か月。
電子証明書も取得しました。
これで税理士電子証明書を利用した代理送信が可能になりますが、その手続きに少し戸惑ってしまいました。
税理士電子証明書
いまや税務申告はe-Taxが標準仕様。
紙の申告書を提出することは、ほぼなくなっています。
税理士が納税者の方の代理手続をする場合には、税理士電子証明書を使います。
なかなか、格好いいです。
新規登録では手続きできない(失敗)
ただ、この電子証明書を持っているからといって、自動的にe-Taxで代理手続きができるわけではありません。
代理送信をするには、手続きが必要です。
e-Taxのサイトで確認したところ、私の事例にぴったりの「よくある質問」が掲載されています。
「開始届出書を作成する」の下には、「開始届出(個人の方用)税理士新規」があります。
なるほど、と思いこれで作成を始めます。
しかし、どんどん進んでもゴールにたどり着けません。
おかしいと思ってよく見ると、注意事項が書いてあります。
変更等届出で行う
e-Taxの「開始届出書」は、これまでe-Taxを使ったことがない方向けの手続きだったようです。
これまでe-Taxを利用していた場合、既存のe-Taxに代理機能を付加することになります。
下の画像(2)の「その他の変更等届出の場合」で手続きを行います。
ここには「税理士」とは書いていないので、入り口としては見逃しやすいかもしれません。
ここをクリックすると、「税務代理による利用の開始」があります。
順次入力を進めていき、無事送信をすることができました。
この手続きは簡単です。
迷うことなく進めることができました。
結果は紙で送られてくる
ところで、送信は完了しましたが、手続き終了のお知らせはe-Taxのメールボックスを見ても届いていません。
土曜日に送信したので、週明けには届くのかと思ったのですが通知は届いていないようです。
手続きが違ったのかと思い、翌週水曜日に提出先の税務署に問い合わせたところ「通知は郵送で発送していますので、到着に時間がかかっているのかと思います」との回答。
e-Taxのお知らせが紙で来るとは思っていませんでした。
無事、木曜日には通知書が到着。
これで税務代理もできるようになりました。
本日のまとめ
e-Taxの税務代理開始手続きに、少し戸惑ってしまいました。
私同様、登録したばかりの税理士の方のご参考まででした。