税理士登録をした昨年の5月に、知り合いの税理士の方からお話しを伺う機会がありました。
当時の私は、顧問先ゼロ。
開業しても依頼があるのか。
大先輩のアドバイスと、その結果です。
大先輩からのアドバイス
顧問先ゼロで開業するのは、「ゼロ開業」というようです。
税理士登録後も周囲の方から「「ゼロ開業」だと大変ですね」と言われることがしばしば。
税理士は顧客がなくては存続できません。
登録直後に知り合いの大先輩に話を伺う機会がありました。
アドバイスは、
- 1年間は仕事はないのが普通。慌てることはない。そのうち忙しくなる。
- 研修を受けたりして、勉強する時間に当てたらいい。
- 税理士会の会合に出席していれば、そのうちいいことあるから
というもの。
根拠は示されませんでしたが、実体験の重みはあります。
予言は的中したのか
1年間は仕事はない。その後忙しくなる
ここの部分は的中です。
2024年5月に登録後、12月頃まではほとんど依頼はなし。
知り合いからの依頼に対応するくらい。
業務量はほとんどありません。
しかし、年が変わり1月頃からは、確定申告関係の依頼や税理士会の税務支援業務が入り始めて少し予定が埋まり始めます。
確定申告が終わり少し業務量が落ちたと思ったところ、3月下旬からご依頼や問い合わせを何件かいただくようになっています。
先週は、目いっぱい業務を進めました。
予言は的中しつつあるようです。
研修が大事
これは予言というよりもアドバイスです。
業務を進める上で必要なのは、「知識と経験」と思っています。
どちらかだけでは不十分です。
経験を埋めるには時間が必要です。
自分の力ではどうにもなりません。
一方知識は、自分の努力で埋めることができます。
昨年の5月以降税理士会での研修時間をシステムで確認すると154時間。
書籍代も毎月万円単位で購入しています。
すぐに業務に反映するものばかりではありません。
ただ、日常に追われると勉強の時間がとれなくなります。
時間はあるのだから、知識の蓄積に充てるべきというアドバイスは的確です。
税理士会の会合に出席する
税理士会という存在を知ったのは税理士になってから。
税務署の管轄ごとに支部があり、そこで研修などが行われています。
ほぼ毎月例会があり、その後懇親会が催されることがしばしば。
ここで他の税理士との交流があります。
税理士会を通じて知り合いになった方々も多くいます。
実務面でのアドバイスをいただくこともあります。
また、税理士会を通じての業務紹介もあります。
ご依頼をいただけるかは別ですが、一つのきっかけになっていることは確かです。
本日のまとめ
間もなく税理士登録をしてから1年。
先週から急に仕事が増えてきた感じがします。
一過性のものかはわかりませんが、何となく大先輩の予言が的中しつつあるように思います。