朝のルーティンWeb閲覧をPower Automate Desktopで自動化するには

毎朝、決まったWebサイトを閲覧している方は多いかと思います。
メールやニュース。
今日の予定など。

小さな作業ですが、Power Automate Desktop(PAD)で一度フローを作成すれば、簡単にWebサイトを開くことができます。
もしまだPADを利用されたことがなければ、これを機会に使ってみるのも良いかと思います。

このような場合に

毎朝、メールやニュースチェック、あるいは今日の予定などをWebサイトで確認している方は多いはずです。
私もその1人です。

決まったサイトを閲覧するには、「ブックマーク」などに登録し、これを順番にクリックして開くこともできます。
それほど手間もかからず、これでも問題はありません。

しかし、PADに登録しておけばワンクリックで実行できます。
PADの入り口として最適です。

具体的に

今回は、

ニュースのチェックに

  • 日本経済新聞
  • Yahoo!ニュース

予定のチェックに

  • グーグルカレンダー
  • ToDo ist

をみるという設定です。

もちろんサイトは、何でも構いません。

手順

まず、PADのソフトがダウンロードされているという時点からはじめます。

「フローを作成する」画面から「フロー名」を入力します。
名前は適当で構いません。

PADは、左側に表示される「アクション」パネルから実行させたい内容を右側へドラッグ アンド ドロップをしてフローを作っていきます。

今回のフローは、「新しいブラウザを起動する」を選択するところから始めます。

右側のエリアに、ドラッグ アンド ドロップするとこのような画面になります。
「初期URL」に最初に開きたいサイトのアドレスを入力します。
そして、「保存」ボタンを押します。

2番目に閲覧するサイトについては、「新しいタブ」を作成します。
このメニューも左側のパネルにあります。

先ほどと同様に、サイトのurlを入力するところは同じです。
このとき「生成された変数」のチェックボックスをオフにしておきます。

オンにしたままでも構いませんが、これ以降新しいタブを作成するときに、どのブラウザーを選ぶのかを聞いてくるのでここでオフにしておきます。

完成

合計4つのサイトを登録しました。
最後に保存をします。

また、保存ボタンの右隣にある実行ボタンから実行することもできます。

また、保存したプログラムは、「自分のフロー」として保存し、PADの画面から呼び出して実行することもできます。

実行させると、4つのタブが開くはずです。

本日のまとめ

PADを使った朝のルーティンWeb閲覧を自動化する方法を紹介しました。

それほど難易度は高くなく、PADを最初に触れるきっかけになればと思います。