税理士試験に合格したといっても、すべての税法について勉強したわけではありません。
また、私のように、試験と開業に年数が経っている場合には、税制も大きく変わっています。
まだまだ勉強中の身ですが、開業前にできる限り準備は進めたつもりです。
開業前の学習
税理士登録を済ませ税理士事務所を開業すれば、すぐに業務に取り組むことになります。
業務に関しては、知識と経験だと思っています。
このうち、知識については、事前に準備をすることができます。
開業したらすぐに税法に直面するため、数年前から勉強はスタートさせています。
大きく、次の3つで学習をしています。
その1 専門学校の税務実務講座で学ぶ
私の税理士試験での税法合格科目は、法人税法、酒税法、国税徴収法です。
このうち実務に使えるのは、法人税法しかありません。
しかも、合格したのは平成9年のことです。
令和6年に開業するまでの間、法人税法も大きく変わってきています。
そのギャップを埋める必要があります。
また、他の税目については、基礎知識が欠けています。
そのような人向けに、専門学校では税務実務講座を開講しています。
大原簿記学校、TACなどが行っているようですが、私は、大原簿記学で申し込んでいます。
法人税法と所得税法です。
料金もそれほど高くなく、ボリューム的にもちょうどよい感じです。
これで法人税のギャップを埋め、所得税の基礎を学べたと思っています。
その2 税理士試験講座で学ぶ
税理士試験の税法科目を選択する基準の一つに、「実務への直結」というものがあります。
税理士試験で、相続税法に合格した方は相続税に強いと聞きます。
また、消費税法で合格した方は消費税に自信があるとも聞きます。
確かに税理士試験に合格するレベルの知識があれば、実務でも大いに役立ちます。
資格試験の良いところは、すべての項目について満遍なく学ばざるを得ないところです。
実務でどこまで使うかは別として、一つの税法全体を知ることは必要です。
それであれば、再度税理士試験を受けて合格するというのが正道かもしれません。
とはいえ、税理士試験に要求されるスピード感までは必要ありません。
また、試験日に合わせて勉強することもありません。
比較的リーズナブルで、一とおりの学習ができるスタディングで消費税法と相続税法の講座をとることにしました。
回数的にもちょうどよく、解説も丁寧です。
試験を離れて税法を勉強するというのも新鮮でした。
その3 webセミナーで学ぶ
専門学校の税務実務講座、税理士試験講座で基礎的な知識は身につきますが、より実務的に掘り下げて欲しい箇所もあります。
これを補うために、税務研究会のwebセミナーを申し込んでいます。
定額プランを月額に直すと約1万円。
これで450講座が見られるというのは、お得ともいえます。
こちらは、開業する2年くらい前に申し込み、準備を整えた感じです。
税理士事務所職員向けの内容もあり、事務所勤務経験のない私にも役立ったと思っています。
本日のまとめ
開業するのに必要な税務知識は、ある程度は事前に準備することができます。
今回書いた3項目のほか、書籍でも学んでいます。
それほど計画的に取り組んできたわけではありませんが、少し前から税法知識の習得、ブラッシュアップを始め、開業に間に合った感じがします。
とはいえ、まだまだ知識としては不十分です。
これからも勉強だけは続けていこうと思っています。

