私にもかかってきた「詐欺電話」

先日、元警察官の私にも詐欺電話がかかってきました。
話の流れからすぐに「詐欺」と気付きましたが、ホンモノと間違える巧妙さです。

詐欺被害に遭わないように、内容をシェアします。

かかってきたドキッとした電話

今回の詐欺電話がかかってきたのは、4月29日の午前9時頃のこと。
「どこかにビューーン!」を利用して、佐渡の金山に着いたあたりです。

着信は完全にプライベートな個人の携帯電話。
仕事で使っている番号ではありません。

070から始まる番号に出たところ、「横山さんの携帯電話でよろしかったでしょうか」という会話から始まります。

「こちらは警視庁捜査二課の〇〇です。事件のことでお話を伺いたいのですが、本日長野県警に出頭できますか?」と続きます。

これをホンモノと思い込みがちなのは、

  • 本人名前(横山さんの携帯ですか?)を知っている
  • 実在の警察を名乗る
  • 自信たっぷりに話す
  • 「事件のこと」と相手に想像をさせる

といったことがあるかもしれません。

おそらくこのまま話が続けば、LINEに誘導するか、「連絡先」に電話するように言われるはずです。

電話での違和感

いかにも実際の電話のように思えますが、いくつかの違和感もあります。

まず、電話を受けたのが4月29日の祝日であること。
殺人事件等の突発事案でなければ、祝日に内勤の捜査員が出勤することは稀です。

仮に出勤したとしても070から始まる携帯電話からかけることはありません
(ただ最近は発信番号を警察の電話番号に変える手口も報道されています)。

また、実在の部署を名乗るというのも最近では一般的な手口と聞いています。
私は、一瞬知り合いの警視庁の方かと思い「お世話になってます」と答えてしまいましたが。

さらに、警視庁の事件で他の警察に出頭を求めることはありえません。

それよりも一番不自然に感じたのは、どことなく不自然な日本語です。
ほぼ流暢ではありますが、微妙にカタコトな感じを受けました。
この点は、将来的に改善され違和感を覚えないレベルに達するかもしれません。

本日のまとめ

詐欺メールは毎日のように送られてきますが、電話は初めての体験でした。

電話口で「横山さんですか」と言われると、ちょっと不気味な感じも受けます。
しかし考えてみれば、プライベートな電話番号も連絡先としてさまざまな書類に記入しています。
そのどれかが悪用されたのだと思います。

警察からの電話というと一瞬身構え、また、対応しなくてはという気持ちになりがちです。

知らない番号には出ないこと。
また、受けたときは少し落ち着き、こちらで調べた電話番号にかけ直すしかないように思います。

私の場合、すぐに電話を終わらせました。
詐欺電話に付き合うのも、時間のムダですから。