税理士業。ひとりは大変なのか楽しいのか

私は、税理士・行政書士業務を1人で行っています。
いわゆる「ひとり税理士」「ひとり行政書士」です。

周囲の税理士からは、「1人だと大変でしょ」と声をかけられることもしばしば。
確かにすべて1人で行うのは、大変かもしれません。

1人で行うのは大変かも

周囲から指摘されるまでもなく、1人で業務を行うのは大変なのかもしれません。

税理士業でいえば、

  • 会計帳簿を完成させる
  • 申告書を作成する
  • 税務上の質問に調べて答える
  • 郵便を出す
  • お客さまを訪問する

といったことを1人で行うことになります。

これ以外にも細かな業務は無数にあり、確かに1人で行うのは大変そうに見えるかもしれません。

一方で、「大変」の捉え方はさまざまです。
人を雇った場合、

  • その人にお願いする仕事量の確保
  • 業務手順の説明
  • 離職のリスク

など、別の大変さが出てくることもあります。

1人は楽しいですねという話も

1人での業務は大変ですねと言われる一方、「1人は楽しいですね」と言われることもあります。

個人事業や、1人で業務をこなしている法人のお客さまからの話です。

  • 自分のペースで仕事ができる
  • 仕事の依頼を受ける・受けないも自由
  • 人に気を遣わなくていい

と同感の声が寄せられます。

  • 1人でできる範囲で仕事をする
  • 効率化を図る
  • 合わないお客さまからの仕事は受けない

という点も共通です。

1人で行うには

1人で業務を行うには、デメリットもあります。

  • 分業による効率化が図れない
  • 発想が偏ってしまう
  • 自分で業務をチェックすることになる
  • 規模の利益がない

といった点はマイナス面だと思います。

ただ、この点については、

  • 生成AIを活用する
  • プログラミングで業務効率を図る
  • 付加価値を高める
  • チェックシートで漏れを防ぐ
  • 判断に確信をもてない場合は、とにかく調べる

といったことで今のところは補っています。

生成AIや専門書のサブスクには課金もしています。
それでも人件費よりはずっと安いですし、回答も的確だと感じています。

本日のまとめ

税理士に限らず1人で行っている士業は珍しくありません。
行政書士の方は1人が多いですし、私の周囲には、1人司法書士、1人弁護士もいます。
むしろ、1人が多数派です。

1人でできる範囲で、自分の思うように仕事を進めるのが私には合っている気がします。