マネーフォワードを利用した「申告書作成サポート」を追加しました

先日、お客さまにマネーフォワードを利用した申告書作成サポートを実施しました。
画面をみながら、共同して申告書の作成まで進めていったところです。

マネーフォワードを導入されているお客さまの中には、

  • 帳簿の残高があわず、申告に進めない
  • 申告書の作成手順を教えてほしい
  • 帳簿や申告書があっているのか、専門家のアドバイスがほしい

といったご要望があるかと思います。
今回新たにサポートメニューに加えることにしました。

サポート内容

1月に入り、確定申告に関するご相談が増えてきました。

マネーフォワードで

  • 預金の自動取込
  • クレジットの自動連携

は済んでいて、自分なりに帳簿をつけている。

でも、この先どのように確定申告まで進めればよいのかわからないということもあります。

サポートのステップ

まずはお問い合わせから

まず、「お問い合わせ」からご連絡をいただいています。

日程調整ののち、お客さまのご要望をうかがいます。

マネーフォワードの画面共有

サポートの概要が決まりましたら、マネーフォワードの連携機能を使い帳簿・画面を共有できるようにします。

お客さまの事業者番号(8桁)をお伝えいただきます。

引用:マネーフォワード クラウド確定申告

こちらから連携のためのメールを送信し、承認のクリックをいただければ情報共有できます。

帳簿の事前確認と修正

Zoomでの打ち合わせの前に、帳簿を確認させていただきます。

一見して修正が必要な、

  • 現金残高がマイナス
  • 預金残高が合っていない
  • そのほか大きくマイナスとなっている勘定科目

については、このブログのように文書とスクリーンショットで修正方法をお伝えしています。

ご自身ではきちんと帳簿をつけているつもりでも、トータルでみると間違っていることはよくあります。

こちらで修正することも可能ですが、それでは、税理士に丸投げと変わりません。
また、どちらが修正したのかもわからなくなってしまいます。

Zoomでの面談

その後、Zoomでお客さまと面談です。

  • 事前に修正をお願いした箇所の確認
  • お客さまからのご質問対応
  • 取引内容の確認と修正

などを一緒におこないます。

申告書作成へ

ここまでできれば、あとは、マネーフォワードの「決算・申告」へと進むだけです。
帳簿がしっかり固まっていれば、もう少しで完成です。

ガイダンスに沿って質問に回答していきます。

引用:マネーフォワード クラウド確定申告

事前にマイナポータル連携、ふるさと納税、医療費控除などの入力を済ませておくと、スムーズに申告が進みます。

引用:マネーフォワード クラウド確定申告

申告書の提出

申告書が完成しましたら、お客に申告書の提出をおこなっていただきます。
また、税金の納付もお忘れないようにお願いします。

サポートの特徴

マネーフォワードを使い、帳簿を修正し、申告書作成画面を共有しながらの共同作業となります。

見方によっては税理士にお任せという方が効率的なのかもしれません。
しかし、それではいつまでも経理はブラックボックスです。

共同作業なので、画面をクリックしながら、帳簿の変化が体感することができます。

  • 預金残高がぴったり合った
  • 立替金がゼロになった
  • 損益計算書で利益がはっきりした

という体験をリアルタイムで感じていただけるのではないかと思います。

期間・料金

期間

現在、個人事業主の方を対象に、上記サポートを実施しています。

事業内容、記帳ボリュームによりますが、一般的には、事前確認から申告まで10日程度を見込んでいます(連日10日という意味ではありません、最初から最後までの日数です)。

その間に

  • ご相談内容の確認(メールまたはZoom)
  • 帳簿の事前確認と修正(3往復を限度)
  • Zoom面談(2時間を限度)
  • お客さまによる申告書の提出

を行うという流れです。

事前にご予約いただければ、Zoom面談は夕方以降・土日でも可能です。

料金

標準的な料金として

  • 110,000円(税別)

を設定しています。

事業内容、帳簿入力の程度によって変わることがあります。

業務内容詳細

業務内容の詳細は、以下のとおりです。

  • マネーフォワードを使った、記帳サポート
  • 税務申告手続きの説明(事業所得・消費税申告)

また、電子契約による契約書を送信いたしますので、ご確認ください。