中央経済社から出版して、約2週間。
先日、知人から「読後感想」をいただきました。
1件反応があっただけでも、出版して良かったと感じます。
今回は商業出版になりましたが、他の出版形態もあります。
出版形態
出版形態には、おおきく2つの形態があるようです。
商業出版
基本的な出版の形態で、「出版」というと一般的に商業出版をさすことになります。
書店に流通しているほとんどの本が商業出版です。
出版にかかる費用は出版社が負担します。
出版社の負担は、紙代、製本代、物流費、広告宣伝費はもちろん、間接費にも及びます。
本を一冊つくるには、編集、校正、広報、デザイン、印刷等に多くの方が関与することになります。
出版は、事業として行われるため、採算が合うことが前提です。
そのため、企画書を作成し、出版社内の決裁を経ることになります。
「本が売れない」とされる現在、商業出版のハードルは以前より高くなっていると聞いています。
自費出版
自費出版とは、自分で本を出す形態です。
費用は、著者が負担します。
本を出すことは自由ですから、誰もが出版できることになります。
自費出版では、採算は著者が判断することになります。
利益を目的とするのもよいですし、採算を度外視するのも構いません。
自費出版の勧誘は、行政書士・税理士の開業直後にメールが届きました。
こちらの業者は本文中に「有料」と書いてあったので、親切な業者かもしれません。
中には、悪質な業者もいると聞いています。
Kindleはどうか
私の場合、自費出版は当初から考慮外。
お金がかかるということ以前に、流通経路がありません。
知人、友人に数冊配って終わりです。
自費出版の勧誘メールには、「全国主要書店・インターネット書店で販売」とありましたが、書店までの物流コスト、残部の返品コストがどのようになっているかは気になるところです。
自費出版をするのであれば、Kindleで出版するのも良いかもしれません。
「インターネット書店で販売」には、なりますので。
本日のまとめ
もちろん、自費出版を否定するものではありません。
知識を多くの人に知ってもらいたい、会社をPRしたい、など出版の動機はさまざまです。
出版社のサポートを受けながら、自分の書籍を、好きなようにつくることは良いことだと感じます。
ただ、私は自費出版を考えていなかっただけの話です。
おそらく今回出版の機会がなければ、Kindle出版、あるいは、インターネットでの公開を考えたかもしれません。
仮定の話なのでわかりませんが。
行政書士・税理士登録をした直後には、自費出版以外にも、有名タレントとの対談記事を雑誌に掲載しませんかという勧誘も受けました。
もちろん有料です。
こちらも丁重にお断りをしています。
せっかくの話ですが、有名タレントにはさほど興味ありませんので。