今年も年末調整の時期がやってきました。
先日アフラックの生命保険料控除証明書を電子データで取得し、これを「マネーフォワード年末調整」で読み込んだところ、すんなりと成功。
書き間違いもなく、便利であることを実感しました。
そこで、iDeCoについても同様に電子証明書を取得しようとしましたが、結果的にうまくいきませんでした。
iDeCo電子データ取得方法
iDeCoについて改めて説明するまでもないかもしれません。
個人型確定拠出年金制度のことです。
このiDeCoの掛け金は小規模企業共済等掛金として所得控除の対象となります。
iDeCoの掛金払込証明書の電子証明取得は2023年から始まっていたようです。
手続きの方法はこちら。
実際の画面に沿って丁寧に説明されているので、ほぼ迷うことはないはずです。
https://www.ideco-koushiki.jp/library/pdf/instructions_for_use.pdf
上記説明にもあるとおり、iDeCoの掛金払込証明書を電子で取得するには、マイナポータルに「e-私書箱」を連携させる必要があります。
連携のために「同意する」ボタンを押したり、暗証番号の入力を求められます。
iDeCoをここで連携させます。
利用申込でメール登録を行うと、ログインができるようになります。
次に基礎番号の入力画面となります。
マイナポータルから取得してくれるようです。
ここからエラー発生
e-私書箱の連携まで10分少々。
ここまでは順調でした。
しかし、暗証番号を入力して基礎年金番号をマイナポータルから取得する段階になってエラーが発生。
何度かリトライしましたが、結果は変わりません。
エラーの理由
「基礎年金番号の取得に失敗しました。」とのメッセージが出ています。
マイナポータルから番号を取得できないようです。
それではと思い基礎年金番号を手入力しようとしても、入力を受け付けてくれません。
「一部の加入者の方は、…」という一部の加入者に該当していたようです。
この時点で電子データの取得は断念しました。
本日のまとめ
残念ながら私の場合、iDeCoの掛金払込証明書の電子データ取得はできませんでした。
葉書が来ていたので、こちらをもとに手入力することにしました。
仮に基礎年金番号の取得ができたとしても「e-私書箱」との連携のために何度もパスワードの入力を求められるなど、「簡単」とまでは言えない状況です。
また、オンライン手続きの利用申し込みは土日祝日、年末年始はできないようです。
「紙よりも電子が楽」というのが実感できないと、普及は難しいのではないかというのが私の感想です。