中心地点から同心円で半径距離をかく場面というのは、よくあります。
行政書士業務でも、予定地からの距離を示すことがあります。
届出、申請書類には別途図面を作成するにしても、国土地理院地図を使った半径図のかき方を紹介します。
国土地理院地図を開く
国土地理院とは、国土交通省に属する地図の作成機関です。
最近は見かけることは少なくなりましたが、2万5000分の1、5万分の1地図などが書店でも販売されています。
現在ではインターネット上で見ることもでき、とても使いやすくなっています。
まず、国土地理院地図を開き、対象地を選びます。
マウスでズームをすることもできますし、左上の検索窓に目標物を入力することもできます。
今回は、草加駅を選び、半径300メートルの円をかくことにします。
ツールを選択
画面右上のツールを選択
右側に出てくる「その他」から「等距圏」を選択します。
完成
距離、色などを設定できます。
今回は300メートルの線を1本だけ引きましたが、300メートルごとに5本などの設定も可能です。
また、青い中心点は、ドラッグして移動することができます。
これで完成です。
紙への印刷、PDF化、Snipping Toolを使って画像として保存することも可能です。
本日のまとめと注意点
国土地理院地図は、正確性、信頼性が高く、利用場面も多いかと思います。
ただ、利用にあたっては「国土地理院の測量成果の利用手続」が定められていますので、ご確認ください。
ところで、地図の範囲を広げて1,000㎞ごとに線を引くとこうなるのですね。
地球が丸いことを実感しました。