2月も中旬となり、各都道府県警察では春季人事異動の日程が発表された頃です。
今春退職予定者の勤務日数も数えるほどしかありません。
昨年の今頃に「辞職願」を提出したことを思い出しました。
いつか来るとは思っていたが
公務員の場合、退職するときに提出するのが「辞職願」です。
辞職を申し出て、承認されてめでたく退職となります。
辞職願に対応し、退職日には「辞職を承認する」という辞令が交付されます。
私の警察退職事由は「定年」ではありますが、正確にいえば「旧定年」。
公務員の定年年齢は、2024年から段階的に延長されています。
私が退職した2024年の定年は61歳。
60歳で退職するのは厳密にいえば自己都合なのかもしれません。
しかし、定年を延長したのは自己都合ともいえません。
内部書類では退職区分が「勧奨」となっているので、通常の自己都合とは区別しているようです。
組織が定めた定年である61歳よりも早く退職するので、いつか退職届を提出するのだろうと思っていました。
そう思っていたところ、2024年1月19日に「辞職願提出の依頼」という通知文が送られてきました。 提出期限は1月31日です。
いつか来ることは思っていましたが、この日に来るとは思いませんでした。
辞職願
辞職願の内容は、「〇年〇月〇日付けをもって辞職いたしたく、承認願います」という文言です。
その下に理由を書くようになっています。
これは中途退職と同様の書式です。
ここに所属、階級、氏名、日付を書いて完成。
下には、退職後の住所、電話番号を書く欄もあります。
職場を辞めるという重要な書類ですが、印を押す必要はありません。
パソコンで印字されている箇所以外に若干手書きの部分がある程度です。
少し困ったのは、退職理由。
どう書こうか迷っていたところサンプルが送られ、「一身上の都合などと書いてください」とありました。
これで完成です。
辞職願提出
辞職願の用紙は庶務係から来たので、そのまま庶務係に提出しました。
ドラマでは白い封筒に入れて提出したりもしていますが、私の場合はクリアファイルに挟んでそのまま提出。
上司には、提出したことだけを口頭で報告しただけです。
辞職願が提出されると、所属では副申という退職チェックリストの作成が行われます。
辞職を承認するのに問題がないかをチェックするものです。
私の場合、該当する項目はなく、無事決裁されたようです。
本日のまとめ
「辞職願」を提出すると、退職までのカウントダウンが本格的にはじまります。
やや落ち着かない雰囲気の中、退職までの日を過ごしたことを思い出したところです。